京都の几号水準点(几号高低標)
几号水準点(もしくは几号高低標)とは、石造物にきざまれた「不」のようなマークで、明治初期に用いられたイギリス式の水準点。
詳しくは専門家の論文
地理学評論 87‒5 400‒413 2014 明治初期における几号高低標の設置経緯と残存状況 上西勝也
等をご覧ください
京都で存在を確認しているのは7か所です
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大原野口道標
西面、基部にあります
櫻谷文庫(木島櫻谷旧邸)
画室玄関前の道標の東面、基部にあります。
櫻谷文庫は通常非公開ですが、定期的に特別公開が行われています
堀川第一橋
北東の親柱の基部、南東側にあります
妙傳寺
境内北西角、基部に「法界」と記載された石碑の北西面にあります
これは、
地理学評論 87‒5 400‒413 2014 明治初期における几号高低標の設置経緯と残存状況 上西勝也
にも記載がありません
伏水街道第二橋
高架下、北西の親柱の東面にあります
伏水街道第三橋/旧月輪小学校
伏水街道第三橋の南東の親柱に几号水準点があったのですが、その親柱は2008年に事故で損傷を受け、複製された新品と交換されたとのこと。その複製された親柱には残念ながら几号水準点はありません。
損傷をうけたオリジナルの親柱は2009年に旧月輪小学校の敷地内に移設 保存されているのですが、月輪小学校は2014年に閉校になり一般的には立ち入ることができません。。。
写真は特別に撮影させていただいたものです。
御香宮
東門の南側の灯籠の南面、最下段にあります
ほかにもあれば、ぜひご教示ください!!
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