もっと長い直線があるかと思ったけど、期待ハズレ。
磐梯山に向かう。
実は、このバイク、充電系に障害を持っている(滅)。
経年劣化のためか充電電圧が低くなってきているのである。
大事を取って出発前にバッテリは新品に交換したのであるが。。。
まあ、ライトつけっぱなしでアイドリングストップしたりしなければ、
何とか大丈夫というレベルのはず。
ところが、今回はライトもつけてないし、
朝はちゃんとセルモータも回った。
まあ、走っていれば充電するだろうと気にはしなかった。
さ、磐梯山へ
坂の下にガソリンスタンドがあったのを思い出した。
何とかガソリンスタンドまでころがしていって、
ブースターケーブルで電源供給してもらい、エンジンをかけることはかけたが、
バッテリを充電している様子がなく、
一度止めるともうセルスタータは回らない。
ガソリンスタンドでレッドバロンを紹介してもらったので、
レッドバロンに向かい、相談してみる。
今日、ここでできるのはバッテリの充電ぐらい。
でもバイクから充電していないので、放電したらそれで終わりと。
ここでも一度エンジンを止め、押しがけしてみたらエンジンがかかった。
押しがけできるのなら、どこかのホームセンタでバッテリ充電器を仕入れ、
ホテルで一晩充電すれば何とかなるのでは?と、
一旦その場を離れ、予約しているいわきのホテルに向かうことにした。
これがおお間違い。
いわきに向かう郊外、またボボボボとエンジンが止った。
何度もおしがけをしたがエンジンに火が入る様子はない。
何台かの車をとめて、ブースターケーブルをお持ちではないかを
聞いたが、お持ちではないと。
絶体絶命。
もう、このバイクで京都まで帰れないのではないかと。
まずこの場所を離れることができない。
多分無理だろうが押しがけを何度も何度も、、、やっぱり駄目。
ブースターケーブルを持っている車が通過することを期待するだけか。
エンジンがかかってこの場所を離れられたとしても、
京都までは走れないだろうな。
さっきのレッドバロンでバイクを処分してもらって、
電車で京都に帰るしかないのかな。絶望。
ぜーぜー言いながら事情を説明すると、 その様子をご覧になった自動車屋の店員さん、 一杯の氷入りジュースを出してくださった。仏。
自動車屋さんで何とかエンジンをかけてもらった。
この先どうしよう、、、
ところがエンジンはかかったもののすぐエンスト。
バッテリが上がりすぎている?
エンストしたらブースターケーブルをつないでセルスタート、
充電するまでしつこく繰り返すしかない(?)
何度か繰り返している内に、冷却水の水温が上昇、
ラジエターを冷やすためにファンが回り始めた。
回るとともに電圧低下(?)でエンスト。何ともならない。
プラスの端子のネジが緩んでいる。
これでは接触不良。充電しなくてもおかしくない。
特に走っているとガタガタして電気が通らなくても不思議ではない。
何でこんなところが緩むんだぁ!
バッテリはバイクからの充電をあきらめ、
充電器で充電してもらうことにした。
最初からレッドバロンで充電しておけばこんなことにならなかったのに。
テスタで電圧を計ってもらうと、8V台。完全にあがってる。
1時間ほど充電、電圧は13V台に回復。
バッテリをバイクに戻してセルスタータを回す。
かかった。。。。。(涙)
原因もわかったし、エンジンもかかったし、何とかなりそう。
「おいくらですか」「いいですよ」
何度も繰り返したが、お言葉に甘えることにした。
福島の(有)ヤマ自動車の皆様、本当にありがとうございました。
ブースターケーブル積んでるバイクなんて、ふつーないで(藁)。
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