ヒストリ番号を用いた過去コマンド指定: !(数字)

bash コマンドライン

history コマンドを実行すると、左に連番が付いている。
! に続いてこの番号を指定すると、その番号のコマンドを再実行できる。
yasunari@sil:~$ history
	:
	:
  501  pwd
  502  ls /
  503  uname -a
  504  ls /
  505  pwd
  506  history
yasunari@sil:~$ 
の場合、!503 とすると 503 番目の uname -a が実行される。
yasunari@sil:~$ !503[Enter]
uname -a
Linux sil 2.6.16.16-arm1 #9 Wed Mar 7 14:17:36 JST 2007 armv5tejl GNU/Linux
yasunari@sil:~$ 
同様に、!504 とすると 504 番目の ls / が、
yasunari@sil:~$ !504[Enter]
ls /
bin  boot  dev  etc  home  initrd  lib  media  mnt  opt  proc  root  sbin  srv  sys  tmp  usr  var
yasunari@sil:~$ 
!505 とすると 505 番目の pwd が実行される。
yasunari@sil:~$ !505[Enter]
pwd
/home/yamasita/yasunari
yasunari@sil:~$
前方一致とか部分一致とかではもう他のコマンドが一致するようになってしまった場合などに 直接そのコマンドを指定して再実行することができる。



これまでに実行したコマンドラインの列挙: history
ハッカーに一歩近づく Tips
指定した回数前に実行したコマンド: !(負の数字)

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