準備（LS-QL の場合）

標準ファームに root でログインできるようにする

以下のいずれか。シリアルコンソールを推奨
・シリアルコンソールを取り付ける
・telnetd を起動する

標準ファームの HDD のコピー

LS-QL では標準ファームにハックキットを上書きするため、 標準ファームの HDD をコピーします。
(1) ドライブ１に標準ファームの HDD をセット、 ドライブ２にパーティションを削除した HDD をセットして起動します。
(2) 標準ファームの Web 管理画面を用い DISK2 を XFS でフォーマットします。
(3) 電源 OFF。コンセントも抜きます。

標準ファームで起動

ドライブ１の HDD を抜き、ドライブ２の HDD をドライブ１にセットし、 起動します。

ハックキットのファイルを置く

標準ファームの共有フォルダ機能を用いて、 エクスプローラから \\LinkStation 名\share に hackkit フォルダを作成し、 そこに
・hackkit_YYMMDD.tar.gz ( ４版は、hackkit_squeeze_YYMMDD.tar.gz)
・hackkit_YYMMDD.sh ( ４版は、hackkit_squeeze_YYMMDD.tar.sh)
・mkimage
・ramroot_YYMMDD.sh
を置きます。

このフォルダは、Linux 的には /mnt/disk1/share/hackkit となります。

RamBoot モードへの変更

(1) 標準ファームに root でログインします。


BUFFALO INC. LinkStation series

LS-QL233 login: root
No mail.
root@LS-QL233:~#

(2) initrd.buffalo の変更
ramroot_YYMMDD.sh を実行します。

root@LS-QL233:~# cd /mnt/disk1/share/hackkit
root@LS-QL233:/mnt/disk1/share/hackkit# sh ramroot_090225.sh
Extracting initrd...
110157+1 records in
110157+1 records out
mounting initrd...
editing linuxrc...
clearing root's password...
rebuilding initrd.buffalo...
gziping initrd ... wait 5 minutes
Image Name:   initrd
Created:      Thu Nov  1 00:37:55 2007
Image Type:   ARM Linux RAMDisk Image (gzip compressed)
Data Size:    7018233 Bytes = 6853.74 kB = 6.69 MB
Load Address: 0x00000000
Entry Point:  0x00000000
root@LS-QL233:/mnt/disk1/share/hackkit#

エラーが出ずに※終了することを確認します。

(3) 電源 OFF。コンセントも抜きます。
(4) コンセントを刺し、電源 ON。RamRoot モードで起動してきます。

ログイン

標準ファームに root でログインします。

BUFFALO INC. LinkStation series

LS-QL-EM233 login: root
No mail.
root@LS-QL-EM233:~#

時計を合わせる

時計を合わせます。
LS-QL はシステムクロックが バッテリバックアップされていないので、必ず時計を合わせます。

root@LS-QL-EM233:~# date
Thu Nov  1 00:41:52 JST 2007
root@LS-QL-EM233:~# date 022822452009
Sat Feb 28 22:45:00 JST 2009
root@LS-QL-EM233:~#

ディスクのマウント

ハックキットを納めている HDD をマウントします。

root@LS-QL-EM233:~# mkdir /mnt/disk1
mkdir: cannot create directory '/mnt/disk1': File exists
root@LS-QL-EM233:~# mount /dev/sda6 /mnt/disk1
root@LS-QL-EM233:~#