ファームウェア Ver.1.68 のインストール

LS-WSXL/R1

ファームウェア 1.68 がリリースされたので、インストールする。

パーティションの削除

もうぐちゃぐちゃなので、SATA1, SATA2 の各 HDD のパーティションを 削除する。

起動

SATA1, SATA2 それぞれの HDD をセットして起動。
EE06

tftp Boot

FUNC ボタンを押して tftp Boot

LSUpdater.ini の修正

ダウンロードした ls_series-168.exe を実行して 作成される C:\BUFFALO\ls_series-168\LSUpdater.ini を修正し、
NoFormatting = 0
にする。

アップデータの実行

LSUpdater.exe を実行する

LS-WSXL-EME75 が見つかったので「ファームウェア更新」

途中 E06 となるので、再度 tftp Boot

しばらくして「LinkStationのアップデートは完了しました」

アレイの削除

管理画面にログインして、「システム」→「ディスク」→ 「RAIDアレイ1」→「RAIDアレイの削除」

ログイン可能にする

せっかくなので、LS401D につないで作業する。

LS-WSXL から HDD を外す

LS-WSXL から SATA1, SATA2 とも外す

LS410D に USB で接続

Nov 23 15:17:28 ls410d kernel: usb 1-1: new high-speed USB device number 3 using ehci_marvell
Nov 23 15:17:28 ls410d kernel: scsi3 : usb-storage 1-1:1.0
Nov 23 15:17:29 ls410d kernel: scsi 3:0:0:0: Direct-Access     ViPowER  VP-89118(SD1)    2.10 PQ: 0 ANSI: 4
Nov 23 15:17:29 ls410d kernel: sd 3:0:0:0: Attached scsi generic sg1 type 0
Nov 23 15:17:29 ls410d kernel: sd 3:0:0:0: [sdb] 78165360 512-byte logical blocks: (40.0 GB/37.2 GiB)
Nov 23 15:17:29 ls410d kernel: sd 3:0:0:0: [sdb] Write Protect is off
Nov 23 15:17:29 ls410d kernel: sdb: sdb1 sdb2 sdb3 sdb4 sdb5 sdb6
Nov 23 15:17:29 ls410d kernel: sd 3:0:0:0: [sdb] Attached SCSI disk

mdadm のインストール

root@ls410d:~# dpkg -l mdadm
要望=(U)不明/(I)インストール/(R)削除/(P)完全削除/(H)保持
| 状態=(N)無/(I)インストール済/(C)設定/(U)展開/(F)設定失敗/(H)半インストール/(W)トリガ待ち/(T)トリガ保留
|/ エラー?=(空欄)無/(R)要再インストール (状態,エラーの大文字=異常)
||/ 名前                    バージョン   アーキテク   説明
+++-=========================-=================-=================-=======================================================
un  mdadm                     <なし>                            (説明 (description) がありません)
root@ls410d:~# 
インストールされていない

root@ls410d:~# apt-get install mdadm
パッケージリストを読み込んでいます... 完了
依存関係ツリーを作成しています
状態情報を読み取っています... 完了
以下の特別パッケージがインストールされます:
  exim4-base exim4-config exim4-daemon-light heirloom-mailx libpcre3 module-init-tools
提案パッケージ:
  mail-reader eximon4 exim4-doc-html exim4-doc-info gnutls-bin openssl file spf-tools-perl swaks exim4 mail-transport-agent
推奨パッケージ:
  mailx
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  exim4-base exim4-config exim4-daemon-light heirloom-mailx libpcre3 mdadm module-init-tools
アップグレード: 0 個、新規インストール: 7 個、削除: 0 個、保留: 0 個。
3,122 kB のアーカイブを取得する必要があります。
この操作後に追加で 5,372 kB のディスク容量が消費されます。
続行しますか [Y/n]? y
取得:1 http://ftp.jp.debian.org/debian/ wheezy/main libpcre3 armhf 1:8.30-5 [240 kB]
取得:2 http://ftp.jp.debian.org/debian/ wheezy/main module-init-tools all 9-3 [1,796 B]
取得:3 http://ftp.jp.debian.org/debian/ wheezy/main exim4-config all 4.80-7 [478 kB]
取得:4 http://ftp.jp.debian.org/debian/ wheezy/main exim4-base armhf 4.80-7 [1,032 kB]
取得:5 http://ftp.jp.debian.org/debian/ wheezy/main exim4-daemon-light armhf 4.80-7 [607 kB]
取得:6 http://ftp.jp.debian.org/debian/ wheezy/main heirloom-mailx armhf 12.5-2 [243 kB]
取得:7 http://ftp.jp.debian.org/debian/ wheezy/main mdadm armhf 3.2.5-5 [520 kB]
3,122 kB を 2秒 で取得しました (1,422 kB/s)
パッケージを事前設定しています ...

パッケージの設定

 lqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqu mdadm を設定しています tqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqk
 x あなたのシステムのルートファイルシステムが MD アレイ (RAID) 上に配置されているならば、ブートシーケンスの初期段階で MD  x
 x アレイを開始する必要があります。ルートファイルシステムが MD のような論理ボリューム (LVM) 上にある場合は、構成している  x
 x アレイ全ての開始が必要です。                                                                                           x
 x                                                                                                                        x
 x どのアレイがルートファイルシステムの立ち上げに必要かを正確に知っており、ブートシーケンスの後の時点まで意図しているも   x
 x の以外全てのアレイ起動を遅らせたい場合、ここで最初に起動するアレイを入力してください。そうでない場合、'all' と入力し   x
 x て単に全ての利用可能なアレイを最初に立ち上げてください。                                                               x
 x                                                                                                                        x
 x ルートファイルシステムのために、どの罎罧网纒K要ない、あるいはどのアレイも起動したくは無いという場合は、空白のままに   x
 x (あるいは 'none' と入力) してください。これは、カーネルで自動的に起動される場合や起動時にはアレイは不要であるという場  x
 x 合です。                                                                                                               x
 x                                                                                                                        x
 x 'all' または 'none'、あるいはデバイスのリストを 'md0 md1' や 'md/1 md/d0' のようにスペースで区切って入力してください   x
 x (前に付く '/dev/' は省略可能です)。                                                                                    x
 x                                                                                                                        x
 x ルートファイルシステムに必要な MD アレイ:                                                                              x
 x                                                                                                                        x
 x none__________________________________________________________________________________________________________________ x
 x                                                                                                                        x
 x                                                         <了解>                                                         x
 x                                                                                                                        x
 mqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqj

以前に未選択のパッケージ libpcre3:armhf を選択しています。
(データベースを読み込んでいます ... 現在 15116 個のファイルとディレクトリがインストールされています。)
(.../libpcre3_1%3a8.30-5_armhf.deb から) libpcre3:armhf を展開しています...
以前に未選択のパッケージ module-init-tools を選択しています。
(.../module-init-tools_9-3_all.deb から) module-init-tools を展開しています...
以前に未選択のパッケージ exim4-config を選択しています。
(.../exim4-config_4.80-7_all.deb から) exim4-config を展開しています...
以前に未選択のパッケージ exim4-base を選択しています。
(.../exim4-base_4.80-7_armhf.deb から) exim4-base を展開しています...
以前に未選択のパッケージ exim4-daemon-light を選択しています。
(.../exim4-daemon-light_4.80-7_armhf.deb から) exim4-daemon-light を展開しています...
以前に未選択のパッケージ heirloom-mailx を選択しています。
(.../heirloom-mailx_12.5-2_armhf.deb から) heirloom-mailx を展開しています...
以前に未選択のパッケージ mdadm を選択しています。
(.../mdadm_3.2.5-5_armhf.deb から) mdadm を展開しています...
man-db のトリガを処理しています ...
libpcre3:armhf (1:8.30-5) を設定しています ...
module-init-tools (9-3) を設定しています ...
exim4-config (4.80-7) を設定しています ...
Adding system-user for exim (v4)
exim4-base (4.80-7) を設定しています ...
exim: DB upgrade, deleting hints-db
exim4-daemon-light (4.80-7) を設定しています ...
[ ok ] Starting MTA: exim4.
ALERT: exim paniclog /var/log/exim4/paniclog has non-zero size, mail system possibly broken
heirloom-mailx (12.5-2) を設定しています ...
update-alternatives: /usr/bin/mailx (mailx) を提供するために 自動モード で /usr/bin/heirloom-mailx を使います
mdadm (3.2.5-5) を設定しています ...
Generating array device nodes... done.
Generating mdadm.conf... done.
[ ok ] Assembling MD arrays...done (disabled in /etc/default/mdadm).
[ ok ] Starting MD monitoring service: mdadm --monitor.
!root@ls410d:~#

スキャン

root@ls410d:~# mdadm --assemble -scan
mdadm: /dev/md/LS-WSXLE75:21 has been started with 1 drive (out of 2).
mdadm: /dev/md/LS-WSXL-EME75:10 has been started with 1 drive (out of 2).
mdadm: /dev/md/LS-WSXL-EME75:1 has been started with 1 drive (out of 2).
mdadm: failed to add /dev/sdb3 to /dev/md/1_0: Invalid argument
mdadm: failed to RUN_ARRAY /dev/md/1_0: Invalid argument
mdadm: /dev/md/0_0 has been started with 1 drive (out of 2).
mdadm: failed to add /dev/sdb3 to /dev/md/1_0: Invalid argument
mdadm: failed to RUN_ARRAY /dev/md/1_0: Invalid argument
root@ls410d:~# ls -l /dev/md*
brw-rw---T 1 root disk 9, 123 11月 23 15:23 /dev/md123
brw-rw---T 1 root disk 9, 124 11月 23 15:23 /dev/md124
brw-rw---T 1 root disk 9, 125 11月 23 15:23 /dev/md125
brw-rw---T 1 root disk 9, 126 11月 23 15:23 /dev/md126
brw-rw---T 1 root disk 9, 127 11月 23 15:23 /dev/md127

/dev/md:
合計 0
lrwxrwxrwx 1 root root 8 11月 23 15:23 0_0 -> ../md124
lrwxrwxrwx 1 root root 8 11月 23 15:23 LS-WSXL-EME75:1 -> ../md125
lrwxrwxrwx 1 root root 8 11月 23 15:23 LS-WSXL-EME75:10 -> ../md126
lrwxrwxrwx 1 root root 8 11月 23 15:23 LS-WSXLE75:21 -> ../md127
root@ls410d:~#

マウント

root@ls410d:~# mount /dev/md125 /tmp/root
root@ls410d:~# ls /tmp/root
bin  boot  dev  etc  home  initrd  lib  lost+found  mnt  proc  resources  root  sbin  sys  tmp  usr  var  www
root@ls410d:~#

root のパスワードを消す

root@ls410d:~# cd /tmp/root
root@ls410d:/tmp/root# vi etc/shadow
root::11009:0:99999:7:::
	:
	:
あれ?パスワードついてない。
HDD を初期化したので、前のパスワードは残っていないはずなのだけれど、、、
いつ消えた?

sshd_config の修正

root@ls410d:/tmp/root# cd etc/
root@ls410d:/tmp/root/etc# patch < /mnt/share/sshd_config.diff
-su: patch: コマンドが見つかりません
root@ls410d:/tmp/root/etc# apt-get install patch
パッケージリストを読み込んでいます... 完了
依存関係ツリーを作成しています
状態情報を読み取っています... 完了
提案パッケージ:
  ed diffutils-doc
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  patch
アップグレード: 0 個、新規インストール: 1 個、削除: 0 個、保留: 0 個。
119 kB のアーカイブを取得する必要があります。
この操作後に追加で 196 kB のディスク容量が消費されます。
取得:1 http://ftp.jp.debian.org/debian/ wheezy/main patch armhf 2.6.1-3 [119 kB]
119 kB を 1秒 で取得しました (99.4 kB/s)
以前に未選択のパッケージ patch を選択しています。
(データベースを読み込んでいます ... 現在 15387 個のファイルとディレクトリがインストールされています。)
(.../patch_2.6.1-3_armhf.deb から) patch を展開しています...
man-db のトリガを処理しています ...
patch (2.6.1-3) を設定しています ...
!root@ls410d:/tmp/root/etc# !p
patch < /mnt/share/sshd_config.diff
patching file sshd_config
root@ls410d:/tmp/root/etc#
新しくハックキットをインストールしたマシンなので、 色々足りないが、またそれも楽し。

アンマウント

root@ls410d:/tmp/root/etc# cd /
root@ls410d:/# umount /tmp/root
root@ls410d:/#

SATA2のHDDを LS-WSXL に戻す

しかし、いつも思うが、
この筐体の構造を考えたB社の社員さん、天才だと思う。

起動

E22 だが、青点灯。

ssh でログイン

root@ls410d:/# ssh -l root ls410d
The authenticity of host 'ls410d (192.168.2.57)' can't be established.
ECDSA key fingerprint is ae:28:47:60:34:65:16:84:ce:de:9b:00:69:ba:27:4d.
Are you sure you want to continue connecting (yes/no)? yes
Warning: Permanently added 'ls410d,192.168.2.57' (ECDSA) to the list of known hosts.
root@ls410d's password:
Permission denied, please try again.
root@ls410d's password:

root@ls410d:/#
あれ?

後日追記:
そりゃ ls410d に ssh してもだめです。。。恥ずかし

もう一回確認

root@ls410d:/# !tail
tail -f /var/log/messages
	:
	:
Nov 23 15:45:57 ls410d kernel: usb 1-1: new high-speed USB device number 5 using ehci_marvell
Nov 23 15:45:58 ls410d kernel: scsi5 : usb-storage 1-1:1.0
Nov 23 15:45:59 ls410d kernel: scsi 5:0:0:0: Direct-Access     ViPowER  VP-89118(SD1)    2.10 PQ: 0 ANSI: 4
Nov 23 15:45:59 ls410d kernel: sd 5:0:0:0: Attached scsi generic sg1 type 0
Nov 23 15:45:59 ls410d kernel: sd 5:0:0:0: [sdc] 78165360 512-byte logical blocks: (40.0 GB/37.2 GiB)
Nov 23 15:45:59 ls410d kernel: sd 5:0:0:0: [sdc] Write Protect is off
Nov 23 15:45:59 ls410d kernel: sdc: sdc1 sdc2 sdc3 sdc4 sdc5 sdc6
Nov 23 15:45:59 ls410d kernel: sd 5:0:0:0: [sdc] Attached SCSI disk

root@ls410d:/# mdadm --assemble -scan
mdadm: /dev/md/LS-WSXLE75:21_0 has been started with 1 drive (out of 2).
mdadm: /dev/md/LS-WSXL-EME75:10_0 has been started with 1 drive (out of 2).
mdadm: /dev/md/LS-WSXL-EME75:1_0 has been started with 1 drive (out of 2).
mdadm: failed to add /dev/sdc3 to /dev/md/1_0: Invalid argument
mdadm: failed to RUN_ARRAY /dev/md/1_0: Invalid argument
mdadm: /dev/md/0_1 has been started with 1 drive (out of 2).
mdadm: failed to add /dev/sdc3 to /dev/md/1_0: Invalid argument
mdadm: failed to RUN_ARRAY /dev/md/1_0: Invalid argument
root@ls410d:/# ls -l /dev/md*
brw-rw---T 1 root disk 9, 119 11月 23 15:47 /dev/md119
brw-rw---T 1 root disk 9, 120 11月 23 15:47 /dev/md120
brw-rw---T 1 root disk 9, 121 11月 23 15:47 /dev/md121
brw-rw---T 1 root disk 9, 122 11月 23 15:46 /dev/md122
brw-rw---T 1 root disk 9, 123 11月 23 15:46 /dev/md123
brw-rw---T 1 root disk 9, 124 11月 23 15:23 /dev/md124
brw-rw---T 1 root disk 9, 125 11月 23 15:23 /dev/md125
brw-rw---T 1 root disk 9, 126 11月 23 15:23 /dev/md126
brw-rw---T 1 root disk 9, 127 11月 23 15:23 /dev/md127

/dev/md:
合計 0
lrwxrwxrwx 1 root root 8 11月 23 15:23 0_0 -> ../md124
lrwxrwxrwx 1 root root 8 11月 23 15:47 0_1 -> ../md120
lrwxrwxrwx 1 root root 8 11月 23 15:47 LS-WSXL-EME75:1 -> ../md121
lrwxrwxrwx 1 root root 8 11月 23 15:46 LS-WSXL-EME75:10 -> ../md122
lrwxrwxrwx 1 root root 8 11月 23 15:23 LS-WSXLE75:21 -> ../md127
lrwxrwxrwx 1 root root 8 11月 23 15:46 LS-WSXLE75:21_0 -> ../md123
root@ls410d:/# mount /dev/md121 /tmp/root

sshd_config を見る

root@ls410d:/# cd /tmp/root/etc/
root@ls410d:/tmp/root/etc# grep PermitRootLogin sshd_config
PermitRootLogin yes
#PermitRootLogin no
root@ls410d:/tmp/root/etc# grep PermitEmptyPassw sshd_config
#PermitEmptyPasswords no
PermitEmptyPasswords yes
root@ls410d:/tmp/root/etc# grep UsePAM sshd_config
#UsePAM yes
UsePAM no
root@ls410d:/tmp/root/etc#
いけてるやん。

shadow を見る

root@ls410d:/tmp/root/etc# grep root shadow
root::11009:0:99999:7:::
root@ls410d:/tmp/root/etc#
こちらもOK

ほかも色々見てみたが、 パスワードを聞いてくる理由がわからない。。。

らくしょーと思ってたのに、、、



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LinkStation/玄箱 をハックしよう

LS-SL にファームウェア Ver.1.68 の HDD

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