なお、以下「正常に」とか「エラーなく」といった類いの 表現が出てくる(※をつけた)が、 こういう表現は人に依存し、実行する度に結果が変る可能性があり、 本来なら使うべきではない。 厳密には一字一句予想結果/期待値を書くべきである。
(a) データ領域に RAID が設定されていると何かと面倒なので、
RAID は解除しておく
(a-1) 標準ファームで起動する。
(a-2) データ領域にあるファイルを別のところに待避する。
(a-3) 標準ファームの Web 管理画面を用い、RAID を解放する。
(a-4) 電源 OFF。コンセントも抜く。
(b) ハックキットをインストールする1台目の HDD に
標準ファームをコピーする。
(b-1) SATA2 にのみ HDD を接続し、起動する。
(b-2) ハックキットをインストールする1台目の HDD を USB で接続する。
(b-3) /mnt/usbdisk1 に自動的にマウントされた場合はアンマウントする。
(b-4) sdb にパーティションを切る。
パーティション | タイプ | cylinder | システム |
sdb1 | プライマリ | 1 - 125 | Linux |
sdb2 | プライマリ | 126 - 748 | Linux |
sdb4 | 拡張 | 749 - 残り全部 | |
sdb5 | 論理 | 749 - 873 | Linux swap |
sdb6 | 論理 | 874 - 残り全部 | Linux |
(b-5) フォーマットする(不要かも)
パーティション | フォーマット | コマンド |
sdb1 | ext2 | mkfs.ext /dev/sdb1 |
sdb2 | xfs | mkfs.xfs /dev/sdb2 |
sdb4 | - | - |
sdb5 | swap | mkswap /dev/sdb5 |
sdb6 | xfs | mkfs.xfs /dev/sdb6 |
(b-6) RAID をリビルドする
# mdadm -a /dev/md0 /dev/sdb1 # mdadm -a /dev/md1 /dev/sdb2 # mdadm -a /dev/md10 /dev/sdb5/proc/mdstat を監視してリビルドの完了を待つ。
(c) ハックキットをインストールする2台目の HDD に
標準ファームをコピーする。
(c-1) 上記 (b) でコピーした HDD を SATA2 に接続し、起動する。
(c-2) ハックキットをインストールする2台目の HDD を USB で接続する。
以下、(b-3) ~ (b-7) を繰り返し。
このフォルダは、Linux 的には
/mnt/disk1/share/hackkit となる。
(2) initrd.buffalo の変更
LS-WSGL_hackkit_step1_0.02.sh を実行する。
# cd /mnt/disk1/share/hackkit # sh LS-WSGL_hackkit_step1_0.02.shエラーが出ずに※終了することを確認する。
(3) 電源 OFF。コンセントも抜く。
LS-WSGL の場合は、RamRoot モードで起動してくる。
# date MMDDHHMMYYYY
パーティション | タイプ | サイズ | システム |
sdb1 | プライマリ | 200MB | Linux |
sdb2 | プライマリ | 2GB | Linux |
sdb3 | プライマリ | 256MB | Linux swap |
sdb4 | プライマリ | 残り全部 | Linux |
# mkdir /mnt/disk1 # mount /dev/sda6 /mnt/disk1
# cd /mnt/disk1/share/hackkit # sh hackkit_081209.shエラーが出ない※ことを確認する。
電源 OFF。コンセントも抜く。
LED | 状態 |
POWER | 点灯 |
LINK/ACT | ネットワークに応じてちらちら |
DIAG | 消灯 |
ERROR | 消灯 |
# date MMDDHHMMYYYY
apt-get update apt-get -f install apt-get dist-upgrade
# shutdown -r nowを実行し、正常に※リブートしてくることを確認する。
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