ハックキット構想
LS-WSGL/R1
一通りの課題を解決し、それなりに debian が動くようになったので、
落ち着いてもう一度ハックキットをどうするか、考えてみる。
方向性
LS-WSGL ハックキットの方向性と言うか、外部要件?。
シリアルコンソールは必須としたくない
シリアルコンソールを接続するには、
ケーブルを自作する他に LS-WSGL の基板への半田付けが
必須となってしまう。
可能なら、シリアルコンソール無しにインストールできるようにしたい。
スクリプト化したい
必要な前準備のあと、スクリプト一発で HackKit が
インストールできればいいな。
tftp boot も避けたい
tftp boot するには、
tftp サーバを用意したり IP アドレスを合わせたりと、
大掛かりになってしまう。
tftp boot は使わず、HDD からブートする方法で進めたい。
配布を前提とする
誰も LS-WSGL 用のハックキットを欲しいとは言っていないが、、、
標準ファームの再配布は禁止されているので、
標準ファームの一部をハックキットに含めて配布することはできない。
よって、標準ファームを部分的にでも使うなら
インストールの手順の中でコピーする必要がある。
標準ファームを再配布して良いのなら、
ファームウェアアップデータの initrd.buffalo と
hddrootfs.buffalo とをすげ替えればいいのだけれど。
技術的制限
調査不足、知識不足なだけであって、解決できるかも知れない。
root になれなければならない
シリアルコンソールを使わないなら、
telnet + su できるようにしなければならない。
インストール先は sda, sdb でなければならない
一番わかっていないところ。
md0 には sda1 と sdb1 を登録するので、
sda / sdb で標準ファームを起動し USB でつないだ sdc に
インストールしようとしても、xfs がマウントできないようだ。
sda だけで標準ファームを起動し
sdb にインストールしようとしても、
すでに md0 は sda1 で使われているので、
sdb0 を違う内容にしてアレーを構築することはできない。
sda だけ、もしくは sda, sdb を SATA で接続した状態で
インストールしなければならない。
RamRoot でインストール
となると、、、、
動作している sda の標準ファームを入れ換える事はできないので、
必然的に HDDRoot を使わず RamRoot(EM Mode)での
インストールとなる。
実現可能?
シリアルコンソールも tftp boot も使わずに
どうやって RamRoot(EM Mode) にするの?
md1 (ルートファイルシステム)をつぶしておけばいいのか。
RamRoot で立ち上がったとして、
シリアルコンソール無しでどうやってログインする?
ジェイルはどうやって作る?
別マシンで標準ファームをバックアップしてそれを ftp get してリストア?
ハードルが高ければ高いほどチャレンジのしがいがあるが、、、、
ほんまにできるん?
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