debian 化(1)構想
LS-WSGL/R1
昨日は運動会、今日は文化祭に行ってきた。忙し。
debian 化の構想を立てる。
そもそも debian 化できる確証はないのだが。
シリアルコンソール
シリアルコンソールは、できれば使わないでも debian 化できるように
考慮する。
あの小さなランドへの半田付けを必須とすると
敷居が高くなってしまって、
半田付けができるかただけへの情報となってしまう。
誰ににも参考となるよう、真似できるよう、
シリアルコンソールを使わなくてもよいような手順を考える。
もちろんシリアルコンソールがあった方が、
状況がわかって安心して作業が進められる。
HDD
標準ファームの 2.5 インチ HDD はできるだけ温存し、
別途用意した HDD にインストールする。
でも、telnet 可能化の改変は必要。
インストールには
(2.5 インチの HDD は持っていないので)
3.5 インチの HDD を使う。
3.5 インチの HDD に依存する制限はないと思う。
LS-WSGL の基板に直接つながるか/
SATA 延長ケーブルでつながないといけないか
LS-WSGL から電源が取れるか/別途電源を用意しないといけないか
LS-WSGL のケースに収まるか/収まらないか
といった物理的な差異だけかと。
initrd
標準ファームの initrd は、RAID 構築に使う。
これまで、LS-HGL 等のハックキットでは initrd の /linuxrc を
空っぽにして、initrd の機能は使わないようにしてきた。
LS-WSGL の initrd は RAID の構築やリカバリに使えそうなので、
その部分は残す。
よって、
sda/b1 | /boot | ext3 |
sda/b2 | / | xfs |
sda/b4 | 拡張 |
sda/b5 | swap |
sda/b6 | データ | xfs |
というパーティション構成は標準ファームと同じにする。
RAID 関係以外、例えば
initrd の ルートツリーから HDD のルートツリーにファイルを
コピーしているところは邪魔になるので消す。
HDD のフォーマット
LS-WSGL の標準ファームを使って株分けした HDD 1台で debian を
まずは動作させ、そこから RAID1 を構築する。
他のマシンはできるだけ使わない、
EM モードは使わない、シリアルコンソールも使わない、
ならその方法しか思いつかない。
sda/b6 のデータ領域は、どうしようか。。。。
RAID 0/1 化するか、そのまま2つのドライブとして使うか。。。
debian の tar ボール
LS-HGL ハックキットの tar ボール、LS-HGL_hackkit_1.00.tar.gz
を使う。よって OABI。
LS-HGL に依存する部分は全部インストーラである
LS-HGL_hackkit_1.00.sh に移し、
LS-HGL_hackkit_1.00.tar.gz にLS-HGL に依存するところはないはず。
LS-WSGL 依存部
LS-WSGL に依存するのは、
・インストール手順
・kernelmon 関連。電源スイッチ制御
・LED 制御
・パーティション構成
ぐらいか。ファンはないし。
あとは、RAID をどうするかで LS-HGL と変ってくる。
debian に mdadm パッケージってあるだろうな。
debian だし、ないわけないな。
ハックキット化?
まだ、debian が動いたわけではないが、、、、
動いたあかつきには、手順をスクリプトにしてハックキットとして
提供しようか。。。。要るのかな?
いつも通り、
全手順を公開して debian 化の敷居を下げるつもりだし、
ハックキットなんか使わずに自分でハックした方が
おもしろいと思うけど。
さぁ、こんなところかな。
なんかおもしろそうなところが出てくれば寄り道したらええし。
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